Wrecking Crew
監督を務めたのは、ギタリスト、トミー・テデスコの息子であるデニー・テデスコ。父トミーが肺ガンと診断され、可能な限り彼らを映像に残そうとカメラを手にとったことがきっかけとなり制作に至ったという本作は、数年をかけてトミーをはじめ数々のプロデューサー、エンジニア、ミュージシャンらにインタヴューを重ねたドキュメンタリー作品となっている。2008年に完成し、世界50の映画祭で上映されたものの、本編に使用された130曲に及ぶ楽曲の権利をクリアし劇場公開するまでには撮影から18年の歳月が費やされることになったという。今回は、2015年の全米公開を経ての日本初上陸となる。
作品の詳細は以下の通り。
●映画情報
『レッキング・クルー 伝説のミュージシャンたち』
監督:デニー・テデスコ
エグセクティブ・プロデューサー:ハーブ・アルパート、ジェリー・モス、クリフォード・バーンスタイン、デニス・ジョイス
撮影監督:ロドニー・テイラーASC、トリッシュ・ゴヴォニ
出演:ブライアン・ウィルソン、グレン・キャンベル、ジミー・ウェッブ、ミッキー・ドレンツハル・ブレイン、トミー・テデスコ、キャロル・ケイ、アル・ケーシー、アール・パーマー
MAGNOLIA PICTURES / LUNCH BOX ENTERTAINMENT提供 2008/2014/アメリカ/101分/1.78/ドキュメンタリー
観てきましたよ、レッキング・クルー。
1950年代〜70年前後までL.Aで活躍したWrecking Crewと呼ばれたスタジオ・ミュージシャン達の話を記録した映画です。
ドラマーのハル・ブレインと言う名前は知ってはいたけれど、、って言うレベルの僕でしたが、、動いてる、語ってる、プレイしているハル・ブレインを観せてくれたこの映画に感謝です。
それにしても、、この映画を観るまでCarol Kayeさんの事全く知りませんでした。あの時代にスタジオで大活躍していた女性ベーシストがいたなんて、、
あんな曲やこんな曲の印象的なベースラインは彼女のプレイだったのでしたか、、。
ウィキペディアによると、、
多くのヒット曲に関わったが、70年代の半ばで一線を退いて以来、一部の関係者に知られるのみで、最近まで無名の存在であった。そんな彼女に転機をもたらしたのは、アカデミー賞を受賞した映画『永遠のモータウン』だった。作中、ハリウッド録音の楽曲がデトロイトのハウスバンド、ファンク・ブラザーズの演奏として紹介されたことに異議を唱え、Wrecking crewや自身の功績を積極的にアピール。当初は風当たりが強かったものの、カナダで彼女の経歴を伝えるドキュメンタリー番組「First Lady of Bass」が放映される。また、モータウン以外の様々な音楽的功績が改めて評価されたこともあり、アメリカで幾多の音楽賞を受賞した。Wrecking crewについてもドキュメンタリー映画が製作されている。日本ではモータウンが再評価された機運に乗り、プロベーシストやソウル音楽の愛好家の間で知名度が高まっている。
映画「永遠のモータウン」に物申していたんですね、、。
とにもかくにも、皆さん!!
音楽やってる方はぜひぜひ観てください。
それにしても時間が経ってこうやって当時の事を知る事が出来て本当にありがたいです。
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