YAMAHA CARBON CUSTOM SNARE

YAMAHA CARBON CUSTOM SNARE

ちゃんと整備したのはいつ以来だ? 20年以上きちんと扱ってなかったな。最後にバターサイド張り替えたのいつだった? スネアサイドはそれより遥かに以前に変えて以来だろうし、スネアワイヤーは何度か付け替えてるけど他のスネアで使ったやつを使い回しだった。たまに叩きたくなって使ってはみたものの特別良かった訳でもなく、使った事で満足してまたケースにしまわれてそのままにしてた。

このスネアはヤマハ製で80年代の中頃か後半に限定数で生産されたカーボン・シェルのもの。僕のはピッコロ・スネアだけれど、この他に8インチくらいの深いモデルもあった。それは今まで実物見てないなぁ。僕のピッコロ・スネアはサイズこそピッコロだけれど、サウンドは全くピッコロ・スネアのキャラは持ち合わせてない。太い音、だけどドライ。低音も豊か。と、ちょっとピッコロらしからぬやつだ。昨日のステージでも使ったヤマハのメイプル・カスタムを手に入れる前まではこのスネアが僕のメイン・スネアだったし、トレードマークだったと思う。スタジオでもライブでもエンジニアの人がこのスネアの音を聴いて興味深々だったもんな。

つい先日また使ってみたいと思い出して、今回はちゃんとして使うことにしたので、新しいヘッドを購入して今日張り替えた。バター・サイド(打面)はEVANS G12 coatedでスネア・サイドはSNARE SIDE 300をチョイス。そしてスネア・ワイヤー。元々このスネアは全面当たりのスネア・ワイヤー用に設計されてたのだけれど、途中から内面当たりのワイヤーを使うようになってそれ以来全面当たりのワイアーは使ってなかった。どこのワイヤーを買おうかと思案してたんだけど、大昔ラジオ・キングを買った時に一緒にスリンガーランドのスネア・ワイヤーを交換用に買っておいたのがそのまま残っていたのを引っ張り出した。保管状況があまり宜しくなくてちょっとワイヤーが捻れてしまっていたけれど何とか使えそうなので張っちゃいました。今となっては貴重なヴィンテージとも言えなくはないんだけれど、、ま、いいか(笑)

交換前にラグはパーツの緩み具合をチェックしつつ弛んでいる箇所を締め直してラグ、フープを拭きあげ、ボルトも綺麗にしてやった。

さて、どんな具合か試してみたくて移動の途中にチラッとスタジオでチェック。ちょっとびっくりするぐらい好みの音になってる。とにかく良く鳴るし、音のまとまり方が良いよ。明日のリハで使うつもりではあったけれど、叩くのが俄然楽しみになった。

 

追記

調べたら1989年の発売だったみたいです。しかもグッドデザイン賞とか、、ワオっ!

<a href=”https://www.g-mark.org/award/describe/15435″ target=”_blank”>ドラム [YAMAHA カーボンカスタムスネアドラム SD-513] | 受賞対象一覧 | Good Design Award</a>

紹介

ドラマーのクボ コーイチローです。 猪俣猛氏が主宰するRCC Drum Schoolで講師をしています。 MIDsIROW、THE SOUL 49ERS、鈴木友和などでの活動の他、セッション、サポート、レコーディング等活動も行っています。 サポートやレコーディングのご相談などお気軽にお問い合わせください。

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